(工期:2022(令和4)年12月24日~2025(令和7)年1月31日)

監理技術者: | 笹島 義人 |
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現場代理人: | 笹島 義人 |
武蔵村山市防災食育センターとは
本防災食育センターは平常時1日最大6,000食の調理能力設備を備えた調理施設です。 調理エリアには、最大120食対応のアレルギー対応調理室を配置し、アレルゲン混入の防止に配慮されています。学校給食をはじめとする調理エリアの他、食育や防災等について学べる研究室や展示学習ホールも併設され、厨房機器の体験や、防災・食育に関する展示物を見学することがでる全国でも数少ない防災食育センターです。災害時にライフラインが遮断された場合でも応急給食等が実施できる機能が維持されているほか、災害時の避難生活者を約1万人と想定し、1日2食の応急給食を3日間提供できる食材等を備蓄しています。災害対策設備としてマンホールトイレを設置するなど、災害時に拠点の一つとなる施設となっています。
所在地 | 武蔵村山市榎三丁目30番地の1 | ||
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構造 | 鉄骨造3階建 | ||
敷地面積 | 2,482.46㎡ | ||
延床面積 | 3,871.54㎡(付属棟除く) | ||
応急給食数 | 60,000食(災害時の3日間) | ||
学校給食数 | 6,000食/日(平常時の最大食数) | ||
主な設備 | 受水槽容量125㎥ 予備燃料備蓄量2,600㎏(LPG) マイクロコージェネ4台 太陽光パネル10kw |
工事について
この建物はS造・地上3階建てですが、機械設備スペースとしてM3階という空間があります。この空間に大きな厨房ダクト、その他多くの配管を吊り込まなければならず天井高さもあり大変な作業でした。厨房施設ということもあり、空調設備、衛生設備共に量が多く、毎日多くの材料が入ってきました。品質基準を満たしているかどうかを確認するため、施工状況の確認や材料検査を行い、基準をクリアしていることを立証するため写真撮影を日々行い記録として残しました。毎日状況が変化していく中、現場内をくまなく見て回り、作業や材料の不具合が無いかを確認する事で、間接的に安定した工程にもつながりました。日々現場内を見て回るうちに作業員とのコミュニケーションも密に行えるようになり必要な事をしっかり周知することができ、不具合を未然に防ぐことができたと思います。現場では危険な作業も多いですが、危険な場所や作業が無いかを確認しつつ、一人では気づけない事も社内パトロールを実施し、多くの視点から起こりうるリスクを考えて作業員が安全に働ける環境を整えました。
作業調整や工程調整を密に行い、快適な現場環境を整えた事により工期内無災害で無事に竣工を迎えることができました。




